案件登録を効率化する3つのポイント
案件管理業務効率化AI活用

案件登録を効率化する3つのポイント

SES会社の日常業務である案件登録を素早く・正確に行うためのポイントを解説します。AIツールの活用で登録時間を大幅に短縮できます。

2026年5月5日|Zianser編集部

案件登録が毎日の業務を圧迫する理由

SES営業では、日々ビジネスパートナーからさまざまな形式の案件情報が届きます。

  • テキスト形式のメール
  • PDF・Wordで添付された求人票
  • Slack・チャットツールでのメッセージ

これらを手動で案件管理システムに登録するのは、実はかなりの手間です。1件あたり5〜10分かかるとすると、1日10件で50〜100分。これが毎日続きます。

ポイント1:コピペ入力を排除する

最も手っ取り早い効率化は、コピペ作業をゼロにすることです。

構造化フォームへの直接入力を習慣化

案件情報を受け取ったら、手書きのメモや別ファイルを経由せずに、案件管理ツールのフォームに直接入力します。「後でまとめて入れよう」は積み残しの原因になります。

テンプレートをビジネスパートナーと共有する

ビジネスパートナーに案件情報を送ってもらう際、定型フォーマットを共有しましょう。以下のような簡単なフォーマットを送っておくだけで、情報の抜け漏れが減り、入力が楽になります。

【案件名】
【単価】
【勤務地】
【稼働開始】
【期間】
【必要スキル】
【業務内容】
【募集人数】
【その他条件】

ポイント2:AIによる自動解析を活用する

近年、AIを使って案件テキストから必要情報を自動抽出するツールが登場しています。

AIが解析できること

  • 案件名・単価・勤務地・期間の抽出
  • スキルタグ(Java / AWS / PM など)の自動付与
  • 必須スキルと尚可スキルの分類
  • 勤務形態(常駐/リモート/ハイブリッド)の判別

AIの限界も知っておく

AIの自動解析は非常に便利ですが、以下の点は人間が確認する必要があります。

  • 単価が「スキル見合い」や「応相談」の場合
  • 複数の勤務地が混在する場合
  • 日本語の曖昧な表現(「多少のリモートあり」など)

ポイント3:スキルタグの標準化

案件登録で最も重要なのがスキルタグの付け方です。タグが統一されていないと、後の検索・マッチングが困難になります。

タグ付けのルール例

良い例 悪い例 理由
Java Java開発経験 余分な言葉は不要
AWS Amazon Web Services 正式名称より略称を優先
PM プロジェクトマネージャー 検索のしやすさ
React React.js バージョン指定は別フィールドへ

タグ辞書を作る

よく使うスキルタグを一覧化した「タグ辞書」を作成し、チーム内で共有しましょう。新しい人が入ってきたときの教育コストも下がります。

案件ステータス管理も忘れずに

案件は登録して終わりではありません。以下のステータス管理が重要です。

ステータス 意味
オープン 募集中・提案受付中
選考中 面談・商談進行中
成約 稼働決定済み
クローズ 募集終了

ステータスが更新されたら、提案したビジネスパートナーにも速やかに連絡するのがマナーです。

登録効率化のビフォー・アフター

改善前 改善後
1件の登録時間 5〜10分 1〜2分
1日の登録件数(可能) 10件 30〜50件
情報の正確性 ばらつきあり 一定品質
スキル検索のしやすさ 即絞り込み可能

まとめ

案件登録の効率化は「コピペ排除」「AIの活用」「タグ標準化」の3点が鍵です。登録にかかる時間を短縮することで、提案や交渉など付加価値の高い業務に集中できるようになります。

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